2014.11.23 宮城県本吉郡南三陸町戸倉
太田医療技術専門学校 生徒36名+教員3名+K-netスタッフ2名
作業開始 午前9時30分 ~ 午後3時30分 作業終了
☆活動報告 2014年11月23日(日) 宮城県本吉郡 南三陸町 戸倉 波伝谷☆
太田医療技術専門学校 生徒36名+教員 3人+K-netスタッフ 2名
今回の活動報告は、生徒達の事や学校での東北支援の事を皆さんに知って貰いたかったので、引率をしてくれた太田医療の金子先生にお願いしました。
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2014.11.23に太田医療技術専門学校 救急救命学科 27人 歯科衛生学科 8人 理学療法学科1人 教員 3人の総勢39人で南三陸でのボランティアバスに参加しました。
2011.3.11から3年8か月経ち、記憶が薄れ、自分の住んでいる地域は震災の跡は何もなく日常を送っている学生達を連れていきました。震災当時は、中学生だった子もいます。
私は、震災後、2週間で石巻に炊き出しにはいりました。あの時の衝撃は忘れることができません。この町、地域が元のように戻るのは、相当の年月がかかるだろう。簡単に復興なんかできないと思いました。私にできることをやっていこう。子供に学生に伝えていこうと決めました。
1年生が入学すると必ず、東日本大震災の授業を行います。当時の映像や状況を話して、ボランティアに誘います。年々、伝わりにくくなっています。学生の心が動いていない感じがします。だから、現地に行けるボランティアツアーの機会はとても貴重な体験です。
23日は夜中に学校を出発。今回の学生はおとなしく、バスの中で騒ぐことなく仮眠体制にはいりました。まだ暗いうちに南三陸に到着したので、実感がわかない様子でした。明るくなり、防災庁舎に移動。そこで存在していたはずの町の変貌や、防災庁舎をみて顔つきが変わりました。その地に降り立った時に心が感じるのだと改めて思いました。
今回のボランティアは、農地開拓の石拾いです。100人近い人と一緒に作業を行っても、なかなか進まなく大変さを痛感していました。
帰りのバスの中での感想は、多くを体験したり感じていることがわかりました。しかし、この後どう行動していくかが重要です。現地で見てきてこと、感じたことをどんな言葉で伝えるか、あの町に住んでいた人の今の気持ちを考えたり、復興とはどうなることかを考えたりしてもらいたいと思っています。
ボランティアツアーが企画できるのも、K-netさんがいなければ実現できません。いつも、感謝しています。今回が最後になると思いますが、これからもなにかの形で東北に心を寄せていきたいと考えています。ありがとうございました。
(金子)
活動中の写真は、現地ボランティアスタッフの方に特別に許可を得て撮影いたしました。