2013.6.9 宮城県本吉郡南三陸町歌津伊里前
参加者 明照学園樹徳高校生 36名 教員3名 リーダー 3名
作業開始 午前9時30分 ~ 午後3時00分 作業終了
瓦礫除去支援活動
☆活動報告 2013年6月9日(日) 南三陸町☆
樹徳高校生36名+教員3名+スタッフ3名
樹徳高校の震災被災地におけるボランティア活動第15弾です。今回名乗りを上げてくれた36人を併せると、この2年間で延べ800人近くの生徒さんたちがこの活動に関わってきたことになります…すごい学校ですよね。しかも、学校の企画だけでは飽き足らず、一般募集のほうにも参加してくれる生徒さんや先生たちがいるのですから、まったく脱帽です。
さて、そんな皆さんと今回入った現場はひさびさの伊里前、福幸商店街の夏祭りに向けて、駐車スペースとなる敷地のガレキを撤去してほしいという依頼でした。まったく同じ現場で昨年の1月にも作業しましたが、当時はまだあった家屋の基礎部分が取り払われてほぼ更地となっており、あの頃とは景色が違って見えます。
内陸からと海からと、ほどよく風が抜け、商店街のJリーグ応援フラッグもハタハタと翻っていましたが、一方、初夏の太陽は容赦なく肌に照り付けます。『暑っ!』とか何とか言いながらも、生徒さんたちはみな一生懸命にガレキを拾ったり、地面をならしたり、石やガレキで山積みのネコを押したりと、とても活き活きと作業に励んでいました。
実際に被災地に立ち、自分の目でこの現状を捉え、復興の一助となるべく汗を流すという体験を通して、生徒さんたちの中で何かが大きく変わったことはわたしたちの目にも明らかでした。帰りのバスでは、ひとりひとりがきちんと自分の言葉でもって感想や決意を述べてくれました。
やがてはこの国を背負っていく彼らにこの機会を与えてくださったご家族や学校関係者、また現地ボランティアセンター(VC)の皆さまに心から感謝したいと思った一日でした。